仕事上では、業務に関して誰かに相談する場面が必ずあります。
一方で相談する際のポイントを押さえておかなければ、相談相手が回答に困ったり、こちらが期待していた回答が得られなかったりする問題が発生することも少なくありません。
この問題を解決するには、2つの改善策が挙げられます。
1つ目の改善策は、相談内容の要点を押さえることです。
例えば業務で使用するソフトの使い方について一部不明点がある場合、単にソフトの使い方が分からないと伝えるのではなく、具体的にソフトで何を作成している最中なのか、どういう操作について不明点があるのかなどの要点をまとめた聞き方であれば、相談相手も解決策を提示しやすくなります。
また要点が多すぎても、相手が理解しづらくなったり回答をまとめづらくなったりするため、必要最低限の要点にまとめてから相談するようにすることが大事です。
2つ目の改善策は、相談相手について考えることです。
仕事における相談の多くはタイムリーな内容であるため、解決策を提示してもらう前に、まず相手に相談内容に関する概要を理解してもらう必要があります。
そのためには、相談内容と相談相手がよく知っている分野とが一致していることが重要になるため、職場の方々の得意分野を日頃から意識しておきましょう。
さらに、相手に相談内容を理解してもらえるよう資料などを事前に用意してから相談を持ち掛ければ、より早く的確な回答を得られるでしょう。