仕事をしていると、次に何をやれば良いか分からなかったり、取引先とトラブルになったりするなどして、上司や同僚に相談したくなるケースが多々あります。
そのような場合に後先を考えずに周囲に相談してしまうと、仕事に困ったら周りを巻き込むトラブルメーカーだというレッテルを貼られ、社内における自らの評価を下げることになりかねません。
そのような事態に陥らないためには、事前に相談の段取りを考え、相談相手に評価してもらえるようにすることが大事です。
段取りを考えるにあたって決めなければならないのは、誰に相談するかです。
つい話しやすい同僚に相談したくなるのが人情ですが、同じ仕事に関わっていない同僚からすると迷惑に感じられるかもしれません。
まずは上司に相談するのが鉄則なので、この点を間違えないようにしましょう。
その上で相談するタイミングは、なるべく早いに越したことはありません。
あれこれ考えているうちにトラブルが大きくなって、上司の手にも負えなくなってしまってからでは手遅れになる可能性もあります。
ただし、いきなり相談を持ちかけるのではなく、最初はこれまでの仕事の経緯を報告した上で悩んでいることを相談するようにすることが大事です。
そうすることで、自分ができる限りのことはしてきたという状況を上司にも分かってもらうことができ、相談して心象を害するような事態を回避できます。
なお、相談する際には自信を持って話をするようにしましょう。
必要以上に遜ったり、卑屈になってしまうと却って相手に不快感を与えてしまいます。